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山形美味いもの研修にて、立ち寄った先の一つがパプリカ農園。山形は大きく4つの地域に分かれていて、このパプリカ農園は庄内の遊佐町にあります。見晴らし最高の土地です！ハウス栽培で、もぎたてを試食しながらの見学でした。赤、黄を中心に栽培しており、緑から色づくのに40日かかるそうです。
けっこう肉厚で甘味があるんですよ。今まで店ではあまり使わなかったのですが、生産者の思い、意気込みを聞き、「愛」を感じると料理してみたくなりますね。

先日、山形での研修中、昼ごはんに立ち寄ったのが「菜ぁ(なぁ)」。自産自消の
農家レストランです。昔、住んでいたところをそのままレストランにしているような感じで、懐かしさが溢れます。
クーラーもなく窓を開けていると風が通っていきます。そこで食べる食事は五臓六腑どころか、手の先足の先、脳みそまで満足させていただくものでした。
だだちゃ豆農家もやってはるということで、今回、ほとんど終わりかけにもかかわらず、「だだちゃ豆」送って頂きました。
他50種におよぶ野菜を有機農業で生産しているんですって！
このだだちゃ豆、風味がしっかり、味が濃厚！只者じゃないわ！ここの兄弟、男前過ぎるやないか！

甘くてホクホク、姫路レンコンのてんぷら、いかが〜

お客様から素敵なものを頂きました。
麻の生地に南天が！
もちろん手書きです。
ともこさん、感激です。ありがとう。

宮城の酒達。山形のだだちゃ豆。

大阪の居酒屋「いわ月」さんに教えてもらった「阿部酒店」へ。情報通り、宮城のお酒に愛を注いでおりました。それぞれの蔵の杜氏さんの人物像だったり、歴史だったり。背景が見えると、また違った味わいになりますね。
仙台では「一心」、「源氏」、どちらも女将が店を切り盛りしており、ついつい飲み過ぎちゃいます。一心さんは先付けにマグロ中心のお造り。こだわりのマグロはさすがです。
源氏さんは、空間が異次元。ザ・昭和・日本。お酒おかわりするごとに付き出しがでてきます。
どちらもまた行きたくなるお店です。

なにげに暖簾をくぐったのが「旭寿司」。
小樽近海ものばかりいただきました。
どれも鼻血が出るほど美味い。
脂ののった、にしんのお刺身。
メッチャでか〜いシャコ、卵もいっぱい。手はから揚げに。
これまた相当デカイ北寄貝。このお造りにはたまげた！あま〜いんだもの。
寿司はイクラと雲丹。この時期のイクラは粒が小さいので皮が薄いんです。だから醤油にはサッと漬けるだけなんだって。口の中でほぐれていつの間にかな無くなってる、そんな感じ。
雲丹は「ばふん雲丹」。9月から禁漁に入るから、今シーズンはこれが最後だって。他
の雲丹は雑食だけど「ばふん」は昆布しか食べないそうで。だから漁獲量はすごく少ない。ミョウバン入ってないわ、採れたてなんで海苔なしでどうぞ、と勧められ…
こんなんここでしか食べれないでしょ。